2D格闘ゲームでは,攻撃時の手応えの増強を目的に,一時的に時間スケールを変化させる「ヒットストップ」という演出が用いられている.我々はこのような演出手法がVR空間内においても有効であると考えた.しかし,固定値で時間スケールを変化させただけでは映像に違和感が生じ,手応えを感じ取れないケースがみられた.そこで,時間スケール変換の継続時間やスケール比を身体速度に基づいて動的に計算し,違和感を低減させる手法「Synchronized-Slow-Effect」を提案する.

インタラクション2020でのインタラクティブ発表中継動画(1:43:02~1:50:40)

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丸山寛人, 橋本直, “Synchronized-Slow-Effect: 身体速度に比例した時間スケールの変化による手応えの増強”, 情報処理学会インタラクション2020論文集, pp.601-602 (2020年3月9-11日, 一橋大学) PDF

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